內容簡介:
中國の古墓から出土した文獻が教える死生観や葬送文化 、その一次資料!本書は、中國西北の河西地域(甘粛省)に営まれた古墓から出土した魏晉・五胡十六國時代の簡牘や陶瓶などに記された漢語文獻について、ここ10年の研究論文を集めて構成した。
一般に304年の漢(前趙)の興起から439年の北魏による華北統一までを指す。當時の中國における死生観や葬送文化などが窺い知れる貴重な一次史料である。
作者簡介:
町田隆吉(まちだ・たかよし)
美林大學リベラルアーツ學群教授。1952年埼玉県生まれ。1975年東京教育大學文學部史學科卒業。1982年筑波大學大學院博士課程歴史・人類學研究科満期退學。その後、東京學芸大學附屬高等學校大泉校舎や桜美林大學などにおいて教育及び研究に従事。共編著『磚畫・壁畫からみた魏晉時代の河西』(汲古書院、2019年)、論文「『唐乾封二年(六六七)西州高昌県董真英隨葬功徳疏』小考」(太田幸男・多田狷介編著『中國前近代史論集』、汲古書院、2007年)、「麴氏高昌國時代寺院支出簿の基礎的考察」(土肥義和編『敦煌・吐魯番出土漢文文書の新研究』、東洋文庫、2009年)など。専門は中國古代史、敦煌・吐魯番文書研究。